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堺はまちさん 

カテゴリ:作家紹介

今日は、予告していた堺はまちさんの紹介。
「宿題」が溜まっちゃたからね。少しづつ消化していきます。
この方は、現在のところ単行本を2冊出されています。

また「琥珀亭」と云うサークルで同人活動もされています。
というより同人誌の方がメインなのかな、この人は?
ふとコミックスの書誌情報を確認してみたら、なんと
5,6,8,12月の大体年回程度しか商業誌に仕事していない様子。
これって平均的な作家さんのより上なのかな?下かな?
私は雑誌を読んでいないから何とも言えないんですが。

あ、ご本人のサイトはこちらです。
ブログを含めて更新はあまり頻繁では無いようです。
「お仕事情報」と「イベント参加情報」なんかは放置されたままです。

同人誌では凌辱系のお話も少しは描かれているようですな。
前にも書きましたが、EDEN-Rei-の連作は本当に良いですね。
これは、エヴァのエロパロで「碇シンジ×綾波レイ」本です。
ただ注意として1だけは「レイ×ゲンドウ」物なのでイクナイです。

あと「シンジ×アスカ」のシリーズなんかもまた別にあって
それも中々です。その他のアニメのパロ本にも良作はあります。
同人誌関係はウチのメインでは無いのでこれくらいにします。

肝心なのは、商業誌の単行本についてです。
まずタイトル通りに様々なジャンルの話が描かれている
初単行本の『つめあわせ♡』ですが……、
これには、若干違和感を覚えるものもありますね。私の倫理的に。
「悪魔が来たりてナニをする?」には屋外衆人環視羞恥プレイが含まれるし。
「商店街の女王」は、未亡人がおっさん共と複数プレイする話だし。
一応基本的に所謂「和姦」ではあるんですがね。女性が嫌がってない。
あ、それ以外の話は概ね良作ですよ。ラブラブな話で。

つまりこの記事で取り上げたいのは2冊目の『アらイぶ』の方ですね。
ハードなエロスでありながら恋愛依存症な位なまでに甘々なストーリー
素晴らしい出来です。結婚エンド出産エンドがあったりで最高です。

修正が薄く詳細に描き込まれた局部が実に煽情的です。
普通の絵デフォルメの絵可愛らしくて良いですね。

少し話が飛ぶのですが、月刊少年マガジンで連載されている
川原正敏さん『海皇紀』と云うマンガを皆さん知っていますか?
これの5巻に主人公ファン・ガンマ・ビゼンが言ったセリフに
「女に手を出す時は惚れさせる…か、
          代価を払え、タダは駄目だ」

と云うのがあります。かっこいいですねー。痺れます。
とても面白いのでお勧めですよ。現在38巻まで刊行されてます。

で、何が言いたいかと云うと、風俗ものもOKと云うことなんです。
ちゃんと代価を支払っているのなら倫理的にノープラモデルでしょう。
親やダメ男の借金のカタにソープに沈められたといった様な鬱エピソード
無いならば、風俗ものもそんなに悪くは無いと思います。双方合意だし。
話は戻って『アらイぶ』にはマッサージ店の話「にゃもみん」2話が
収録されています。猫耳付けたマッサージ嬢とハードにヤリヤリです。
それでいてユルユルな雰囲気な作品です。ラブラブ感すら醸し出していますよ。

こーゆー風俗ものはある種、必然性があって良いと思うんですが。
性欲を満足させるために代金を支払ってエッチする。シンプルです。
エロマンガとしてストーリーを考えずに済む分なんじゃないでしょうか?
描き手側の問題でありますが、読み手側も深いこと気にせず楽しめるだろうし。

中には意識的に風俗嬢AV女優をキャラに使わない
エロマンガの作者さんもいる様ですけど。ポリシーなのでしょうか?
ただ、『つめあわせ♡』の方にあった「しゃぼん」の様に風俗嬢の恋のお話
ちょっと切ないことに成りかねないですが。「しゃぼん」グッドエンドだけどね。

鬱にならないで済むジャンルの一つじゃないのかというお話です。
当然、基本はラブラブが良いですよ。

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ラブラブだけどまるでおサルさんばりにやってやってやりまくり。
実にいい。

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