今回は、
瀬奈陽太郎さんを紹介。
一時期、消息がぷっつり途絶えてしまい
安否が心配されましたが、
病気のため療養していたとのこと。最近
復活を果たしました。
ご本人のサイトは
ここ。マンガより自分の趣味中心かな。
デビュー当初から卓越した
画力を振って
ギャグ調エロマンガを描いています。
いつエロやめて一般漫画に飛び立ってもおかしくないです。
というか、
ヤングガンガンの創刊期に
短期集中連載されたものがあります。
しかし未だ単行本化していません。面白かったのに。
成コミにはよく巻末に友人・知人作家からのお祝いページがあるものですが、
この人の場合はあの
唐沢なをき氏が描いていたくらいです。
女性が無理矢理にというパターンのもたまにあるのですが、
オチにその女性が泣き寝入りせず、何らかの仕返しをするため、
読んで
鬱になることは無いです。なんだかんだで女性が
シタタカなんです。
気になる点としては、ギャグにやたら走り過ぎてしまい
肝心の
お色気ムフフなシーンが
寸断されるところですかね。
自称
『使えないエロ」。それにやたらと
BLを
好むような描写が挿し込まれます。関連してか、
自画像(?)キャラとともに
美少年キャラをよく登場させます。
染みついた
お笑い根性の為か、素直なRL物を
描くことは有りませんが、
実用性は十分に高いと思います。
個人的に気に入っているのは、デビュー作
『JOKER』にある
「悩ませ SWEET MOTHER」の連作です。
単行本未収録のがあるらしいですね。み、見たい。
ここでは
母子相姦は、置いときましょう。
マンガによくある、そこそこ成熟した息子がいるのに
少女のように若く見える母親キャラって
完全にフィクションだと諦めがつく存在だからです。
無表情で朴訥とした沢口母がツボです。
ええ、綾波レイは大好きですよ。
それが何か問題でも?『ハロ・ハロ』の
マミーラなんて
直球過ぎです。
『(妹)!?(マルいも!?) 』の優子の場合は、
ちょっと他のキャラに食われ過ぎかな。
タイトル詐欺だしね、これ。
まあ、この本は、
ぶっ飛び過ぎです。
『博士のストレンジな愛情』は長らく絶版でしたが
最近再刊しました。一篇を新規に追加収録。
ですが
全くの新刊の方が待たれます。
先輩シリーズとやらでしたっけ?
マダー?初回版はぶっちゃけ裏表紙がCD付属で硬い状態で読み難いので通常版をおすすめ。
CDはまあ、エロいけどいかんせん音だけだからなあ~。