前の記事の続きです。
貴田光一(菓子山美里)さんについて。
作風は、相思相愛ながら奥手で付き合ってないウブな男女に
アクティブなねーちゃんがチョッカイかけてくっつかせて、
何故か自分もまざって
おこぼれに与るという
3Pパターンが多いかな。
女性キャラ2名がデフォ?微妙に純愛物ではないようですが(改名してからはさらに)、この方がダメだったら
もう無理。あとは、
ネオ劇画とやらを当たってみるしか。
絵は非常に
艶めかしい女性を描いてくれますね。
乳首の描写がみょーにリアル。修正はしっかり目。あと特徴は
擬音。
書き文字がいやらしさをとても増加させるような
字形です。
惜しむらくは、お話が巧くない処。「絵は上手いけどマンガが下手」ってやつ?
劇画って
リアル系であるはずなのに、展開があり得ない。
出てくる男女ともに突飛な行動をとることがある。
その展開で
濡れ場突入なんてねーよて感じ。
各お話にテ-マがあって、それは
「誰うま」なんですが、
こーゆーのはオチに添えると巧いのであって、
それで押してくると
キツイ場合がありますね。
格闘まんが描いていたせいか、
アクションが凝り過ぎ。
割れたガラス瓶を踏ませないように、とっさに女性を押し倒す場面なんか
男がタックルしてマウントポジション取るくらいの
勢い。また他にもふつーにコミカルな場面なはずなのに、
ボケに対するツッコミがただの暴力に見えたりと。
これはひょっとして
ギャグでやっているのか??そう突っ込んでみたり。実際コメディタッチなのかもしれないけど
そうすると今度は笑えないという不思議。
またディスり過ぎましたね。
反省。マッチ棒人間の絵さえ描けない奴が何を言っているのでしょう。
それに比べれば妖艶で濃厚な絵が描ける作者さんはすごいですよね。
最近は本を見かけません。ネットで調べると
立派堂という同人サークルで活動しているのかな。
「おかちめんたいこ」という
サイトに名前を見ることが出来ますが、
少々分りにくい、使いづらいサイトです。情報が少ない。
複数人サークルのサイトで管理人ではないメンバーだからなのか
詳しいことがよく分りません。※もののサイトに依ると同人誌2冊、同人ゲーム1つを出しているようで。
氏の作品をもう一度商業ベースで読んでみたいなぁ。
無理かな。
残念。仕方ない。