…はーい、またまた
前回の流れのまんまで行きま~す。
今回は
夜魔咲翔さんの
『REW』をオススメします。
正式なタイトルは
『夜魔咲 翔 作品集 1 REW REWIND』と
チト
長ったらしいです。1と銘打ちながら
それっきり…。寂しいモンだなあ。
1999年刊行なんてもう
古いですねー。
10年前かー。はー…。
今となっては
入手はちょっと
難しいかもしれないなあ。古くて
絶版というだけ
ではなくておそらく
出版社が倒産しているからね。確証はありませんが。
でも
ブックオフとかを巡ったりしてみれば、意外と見つけられるかも。
しかも当然
100円で。あ、
105円か(泣)。
この方の
商業単行本は
これ一冊だけです。しかも中身は全て
同人誌発表の作品ばかりらしいです。ぶっちゃけ
同人漫画家さんなんです。
私の夜魔咲さん作品との
出会いは、古本屋で見かけた
海賊版です。
当時は、
海賊版なんてよく分からなかったけど、
(同人誌自体イミフだったなあ)表紙の絵が目について思わず
購入してしまいました。(
『ドロップOUT 』のヤツ)
本当はこれって
駄目らしいですね。
良い子の皆は買っちゃ駄目ダゾ☆しかし、ものすごい
ツボだったんです。と、ここで味も素っ気も無い
Wikiを。
作風は、女性キャラが実に
性に対して
開放的な性格で、
男のキャラと
進んでエッチをするという展開なので、鬱になる話がありません。
まあ、正式に男女の交際が始まると云うタイプの展開
でもないのだけれども…。
特徴は、頬がこけたように見えるくらいに
吸いつくフェラ描写。
実に
エロいです。ただ話の構成には
昭和の香りが漂いますけど。
でも
劇画調リアル系の巧みな絵柄は実に
美しく見事です。
しかし唯一点だけ、着衣の上からでも目立つ
乳首描写はどーなのかなあ?
(
↑結局、持ち上げたいのか、クサしたいのかどっちやねん。)
商業誌活動は、この個人作品集を出した
出版社の対応が
とても悪かったらしく2度目の
進出は
無いのかもしれません。
残念だなあ。まあ、
コンパス出版てどこだよwってのが
当然の反応か。
オススメする本自体の内容に一切触れて無かった。えー、個人的なツボは、
「0.2mmの困惑」です。薬局のおねーさんがコンドームを買いに来た少年に
使い方を身を持って実演するお話です。細かい柄の
セクシー下着がそそります。
作品ではなく、
作者さん自身の特徴に
「長い自分語り」が挙げられますね。
普通の作家さんの場合
、あとがきページなんかは
写植無しの手書きですよね。
それもちょっとした
挨拶と謝辞くらいで
サラッと。でもこの方の場合は、しっかり打ちこんだテキストで
延々と近況報告を
しています。あ、このことは同人誌の場合が
メインになっちゃいますが、
(出している数が違うしね)でもこの
唯一の単行本でも
作品解説とか
そうなっているんですよ。
あとがきが(
ピンナップ風イラスト付きながら)
7ページもあるんですよ。
驚きですねー。
サークル名の
「D`ERLANGER」(デランジェ)からも、
分かる人には分かるようですが(私は分からん)、どうやら
音楽活動も
マンガに劣らずにやっているらしいです。
コピーバンド?多才な方ですねー。
演奏だけでなく
鑑賞も当然好きらしく、
アニメタルの
ライブに参加してきた
感想なんかがコマゴマと書かれています。あれ、
ガルネリウスだっけ?
エロ同人誌の巻頭と巻末で、それですよ。
需要があるのかなあ。
私は
音楽は殆ど聴かないのでさっぱりです。
ついていけません。一読者、一ファンとして
商業エロマンガで活躍して欲しいものですね。
あと
ブログでもいいから
本人サイトがあれば色々参照出来るのに。
情報が少ないです。悔しいから、この
リンク貼ったれ。
夜魔咲翔作品集 1 REW←アマゾンは勿論画像無し。