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カテゴリ:この一冊
宿題をどんどん片していきましょう。
今回は
雨がっぱ少女群さんを紹介します。
本人サイトが
無いので、LOの
掲示板でも貼りましょうかね。
本年一発目の
記事で、全く意識せずに
「ヌケた作品」の方に分類していました。
ですが、取り上げた
『あったかく、して。』は
ロリどころか
ペドに近い作品
(登場女の子ほぼ全て10歳前後!)だから
罪悪感と共に
「ヌイちゃった作品」の方にすべきでした。
すみませんでした。だから何なんだ?と言われればそれまでですが。
私の
灯台である、
まんが王倶楽部で
1冊目の単行本となる
『小指でかきまぜて』が
大絶賛されてました。これ
証拠。
それで興味を持って買ってみたのですが…これは、
はずれでしょう。
今風の
萌え絵に逆行するかのような
劇画調に近い画風。
その絵柄はまだしも、かなり
アングラ臭がする
ダークな作風は
ちょっと受け付けられないなと感じました。
幼女の売春や
父子相姦。
欺瞞や、まさしく
「劣情」と呼ぶべき感情で行動する
大人のキャラ。
ズキズキと
心に突き刺さり、とても
オカズには出来ませんでした。
昭和チックな画風、そしてものすごく
繊細な描き込みの背景。
考えてみれば、丁度
三浦靖冬さんのマンガと全く同じ感想ですね。
漫画としての
完成度は高い。けど使えない代物です。
イッパンデヤレヤ。またもや、まんが王に
ダマサレタ。そう思ってました。
で、
2冊目の
『あったかく、して。』が
2008年の9月末に出版されました。
一度
火傷した私は用心深く、手を出さずに
スルーしていました。
しかし、ネット上の評判は
上々です。まんが王でも
当然。そして昨年末に
これの
中古美品と
エンカウントしてしまいました。…
懲りて無かったんですね。
買ってしまいました。そして読んでみたらなんとこれが、
特大ホームランでしたよ。抜けて面白い
傑作です。
(考えてみたら、三浦靖冬さんの作品もなんだかんだで2冊所持してたな、オレw)前にも述べた通り、
ラスト2篇は完全
アウト。それ以外にも
ちょっと…と云うのも
確かにあります。総じて見れば、やはり
オススメ出来ない作品のかもしれません。
しかし、
「パジャマパーティー」全3話、
「小鳥の縛り」等は
秀逸です。
前者は、基本的に
幽霊物であるし、後者には確実に
愛が描かれています。
そして、私の心を
グサリと貫きながらも、実用面でも
及第点なのが、
「太古の森」です。自殺しようとしていた青年と幼女。絶望の淵から
立ち上がりかけての
エンドと云う、ちっともハッピーエンドじゃないのに、
希望を感じさせる
最後の笑顔が
とても素敵です。
セックスが希望に繋がると云う展開がとても
素晴らしい。年齢なんてここでは
気にしてはいけないのです。
ロリペドは本来
周囲から白い目で見られて当然のジャンルです。
でもこういう
良作があるから
存在意義が保てるんだと思います。
あくまで
私個人の感想に過ぎませんが。
3冊目はさらに
前向きな感じ、明るい感じでお願いしたいものです。
子供好きなら、子供の泣き顔が出るマンガは書いちゃダメでしょう。
※スランプ?引退?単行本派には分らない不穏な噂が…と云う訳でオススメは2冊目の
『あったかく、して。』方だけです。
1冊目は気が向いたらどうぞ。でも
イタイですよ。
とっても。一応これも。
こだわりのある紹介いつも楽しく読ませていただいております。
今年に入ってから個人的に好きなロリ系の紹介が目立つようになりコメント書こうか書くまいか、どきどきしながら読んでいましたが、
ついに雨がっぱ少女群の紹介となり、いても立ってもいられなくなったので書いちゃいます。
雨がっぱ先生の紹介って、やっぱりどこも「この人は天才だ!」みたいなベタボメなものが多かったので、こういった切り口の紹介は新鮮でした。
暗い話だけじゃないところが雨がっぱ先生の魅力ですよね。
まあ子供同士のお話で無い限り、ロリ物はいくら純愛ものだといっても、背徳感はついて回っちゃうんですが。
ところで「裏次郎」さんの作品はお読みになったことがありますでしょうか?
完全にロリ物ですが愛にあふれた作品を多数描いておりますので、クピードさん的に紹介していただければなー、なんて。
少女と大人の純愛を描くのは本当に難しい事だと思いますけど、しっかりと描ききってます。
ただ、絵柄にものすごくクセがありますのでチェックしてからの方がいいかもしれません。
ではではおじゃまいたしました。
これからも世界の中心で愛を叫んでください!
P.S 鬼束先生の紹介心待ちにしてます。